平成13年7月25日(水)〜7月30日(月)
参加者 29名
・ 14:45 ツァー本体のバスがやってきた。一行29名集合。
・ 15:05 上高地発。くもりからだんだん晴れてきた。河童橋を左に見て、梓川沿いに遊歩道を歩く。
・ 15:50 明神着。橋を渡れば嘉門次小屋や明神池があるという。
・ 16:00 明神発。
・ 16:55 開けた草原の徳沢着。今夜の宿は 井上靖の小説の舞台 氷壁の宿「徳沢園」とてもいい宿。
山小屋でもなく旅館でもなく、その中間という感じ。二階「やちだもの間」に8人で入る。
・ 17:30 風呂に入る。浴槽は4,5人でいっぱいになるような風呂だが、山小屋で風呂に入れるとは、これ贅沢の極み。
・ 19:00 夕食。手作りコロッケ、手作り豆腐、イワナの塩焼き、そばの入った汁物、漬け物など。生ビール(700円)
向かいに座った北九州からきた人がウィスキィーを1杯くれた。
・ 20:00 全員で布団を敷く。8畳に8人だと狭いので、2人が押し入れに寝る。おかげでゆっくり眠れた。
・ 21:00 消灯。
・ 12:15 涸沢ヒュッテ出発。
途中テント場、涸沢小屋のテラスを通り、休憩をはさみながらザイデングラードを通って、
見上げていたゴジラの背骨のような前穂の北尾根が目の高さより下になったら白出のコル。
・ 15:10 穂高岳山荘到着。霧の中だった。夕食前にロビーで缶ビール(ロング 750円)を飲む。
・ 18:00 夕食。コロッケ、やさいサラダ、みそ汁(おかわり)など。デザートにオレンジも付く。夕食後外に出る。肌寒い。
ロビーでVTR上映。小屋の主人の今田英雄さんが説明してくれた。
・ 19:30 床につく。布団2枚に3人寝ることになる。布団と布団の間でなかなか眠れない。
・ 10:10 前穂高岳山頂。(3090m)ここでも展望バツグン。写真を撮る。
・ 10:45 下山。
・ 11:10 紀美子平着。
・ 11:25 紀美子平を出発。すぐ鎖場で緊張の連続。
・ 11:55 途中で昼食休憩。穂高岳山荘からの弁当をサーモスにいれたお茶でお茶漬けにして食べる。我ながらグッドアイディア。
・ 12:20 出発。どんどん下る。前穂を見上げることができるほど下った。
・ 14:40 岳沢ヒュッテ到着。我が家(妻)に携帯電話を入れる。
息子達のドッジボールチームが県大会で3位になり、これから表彰式、その後焼き肉の慰労会とのこと。
外のテラスで生ビール(800円)を飲む。
・ 17:50 夕食。生ビール(800円)で同席の6人で乾杯。今日の山頂征服の余韻に浸る。
夕食はお茶漬けにして戴く。フライドチキン、ポテトサラダ、キャベツのせん切りなど。
どういうわけか生ビールが1杯余分にきたので、僕が戴くことに。九州の人、関西の人、名古屋の人、東京からの人・・。
東京からの参加者は僕をふくめて5名と少ない。外でガイドの3人と談笑する。
・ 19:30 部屋に戻ってみるとみんな寝ていた。
・ 20:00 消灯。
・ 10:00 バスで平湯に向かう。平湯で温泉に浸かり、山の垢を落とす。ここで昼食を各自でとる。
ざるそばと生ビールにする。平湯で東京組は残され、その他の人たちはバスで名古屋方面に向かう。
東京組は14:15の高速バスに乗ることになる。それまで、バスターミナルでお土産を買う。
・ 14:15 高速バス出発。予定では19:00新宿到着のはずだが・・・今日は渋滞らしい。
松本ICから長野、中央高速に上がるが途中2カ所のSAに停まる。
大月JCあたりから案の定、渋滞がはじまる。バスはトイレ付きなので心配ないのだが。
小仏トンネル付近や八王子付近などは前に進まないほどの渋滞。
・ 20:00 1時間遅れで新宿到着。ここで他の4人と別れて、山手線で上野に出る。
上野駅前のレストラン聚楽台で夕食。生ビールやおつまみ、上寿司などを食べる。
・ 21:41 寝台特急「あけぼの」上野発。
感 想
夏休みに入って間もなく、月末の多忙な時期に我が子のドッジボールの大会もなげうって参加した穂高連峰の登山ツァー。
日頃の鍛錬もないまま参加したツァーだったが、とても満足のいく結果だった。山をはじめた者は、いつかはあこがれの
槍、穂高に登ろうと思うだろう。そんな山についに登ったのだ。
参加者が多かったが、みんないい人ばかりで、添乗(ガイド)も優しく、宿泊の宿も良くてとても満足した。
山はスケールが大きく、展望もよく、次はあの山へと意欲をかきたてるに充分だった。
特に涸沢には秋の紅葉の時にぜひまた訪れて見たいと心に刻んだ。これで富士山、北岳、奥穂高岳と
日本のベスト3に登頂したことになる。僕の日本百名山の旅はまだまだ続くのである・・・・。