〜神話とエーデルワイスと足がけいれんした・・・〜

早池峰 1913.6m(2000年9月)

平成12年9月15日(金)敬老の日  天気 うすぐもり

参加者     ソロ登山  


9/15(金)

・  5:32  自宅を自家用車で出発。快晴の予感。井川のローソンに寄るも弁当なし。
         早暁の朝靄の中から曇りガラスのフィルターで透かして見たような朱色と朱鷺色を混ぜたような
         何とも言えない色の太陽が大きく丸く見えた。快晴の前触れか・・・。
         昭和男鹿半島ICから高速道路に乗って一路花巻ICを目指す。
         途中県境では雨が降っていた。湯田から花巻までは深い霧の中。
         このまま登山を止めて仙台に行こうかなどと思ってしまう。
         花巻ICでおりて(3,900円)一路大迫町を目指す。大迫でローソンに寄って買い物をする。
・  8:20  河原坊着。駐車場にはおよそ20台の車。トイレを済ます。
・  8:55  車道を歩いて小田越に到着。写真を撮り、登山届を書く。
・  9:00  登山開始。大きな鳥居をくぐって、アオモリトドマツの樹林の中の歩きやすい道。でもバテが早くくる。
・  9:30  森林限界の御門口。ここから蛇紋岩の岩塊斜面となる。風が心地良い。でも疲れた。子ども連れにも追い越される。
・ 10:40  五合目御金蔵。小田越より1,7km 山頂へ1,0km。
・ 11:15  鉄梯子のかかる鎖場。足に痛みを感じる。登りきって休むと右ふくらはぎに激しい痙攣をおこす。
         少しやすんでまた登ると、今度は右太ももに痙攣。
・ 11:50  それでもどうにか稜線にでたら今度は左太ももに痙攣。ついに両足にきた。はたして頂上にたどり着けるだろうか。
         休んでる間に相当の人に置いて行かれた。小さい子にも。

・ 12:10  ようやく山頂(1913,6m) 雲が出て眺望はかすんでいた。
         山頂には30〜40人がいた。1等三角点の標柱あり。小さな祠もあった。吹き抜ける風が気持ちよかった。
         ここで昼食をとる(磯辺もち2ケのみ)。河原坊から来た人たちは皆横になっていた。相当きつそうだ。
         写真を撮る。残るのは写真だけ。
・ 12:40  河原坊コースを下山する。大部分の人は小田越コースへ下りていく。このコースを登ると考えたらやっぱり大変だ。
         急な岩場で巨岩があり、また滑りやすい岩もある。水場のある頭垢離で休む。カップル2組シングル2人計6人で。
・ 14:50  河原坊駐車場に着く。
・ 15:00  着替え、トイレを済ませ車で出発する。途中道の駅「石鳥谷」でラーメンを食べる。
・ 18:08  昭和男鹿半島ICでおりる。(3,900円)
・ 18:30  自宅着。


感 想
百名山のひとつ「早池峰山」についに登った。組合の地文活動で行く予定だったが台風で中止されたのが7月8日。
昨年河原坊までは下見に来ていた。ハヤチネウスユキソウも見た。蛇紋岩の岩塊斜面も見た。
そしてなにより両足に痙攣をおこしてまでも登り切ったことが何より自信になった。
痙攣の原因は日頃の運動不足にあることも明白なので、鍛錬が必要だ。
今回、敬老の日ということで母を山に連れていこうとしたが(秋田駒ヶ岳)断られたので、
これ幸いと「早池峰山」にきたのだが、やっぱり百名山だけあってスケールが大きく、ふところの深い感動できる山行となった。
今度は大勢で来てみたい。