尾瀬探勝(1999年 7月)

平成11年7月27日(火)〜7月29日(木)
参加者 福利課職員、JTB添乗員を含めて46名
7/27(火)
僕は晴れ男。昨日梅雨が明け、今日は朝から雲一つない青空の広がるピーカン。
TVの天気予報ではこの夏最高の気温が予想されると声高に語っていた。34℃と。
7:40 快速しらゆきで八郎潟駅を出発する。
秋田駅で降り、中央改札口前で受付。前に渡されていた座席表が変更になっていた。
8:51 秋田駅発こまち8号 座席は13号車8番のD 隣は伊藤徹先生
9:24 大曲着 同行者6〜7名乗車。こまち進行方向変わる。
今回のツアーで顔見知りの人は伊藤徹・川口淳・上田一子の3名
進行方向右窓から秋田駒ヶ岳が孤高の姿を見せていた。駒ヶ岳があんな独立峰だったとは・・・
9:50 田沢湖駅着 ここで1名乗車。車窓から岩手山が望める。
10:30 盛岡着 ここでも6名乗車 これで46名全員揃う。
添乗員より簡単な尾瀬のイラスト地図とJTBの札(団体章)が配られる。
11:15 仙台着 ここで「こまち」から「やまびこ」に乗り換える。
11:36 仙台発 5号車7番B 車内で配られた寿司弁当とお茶の昼食をとる。
12:16 郡山で降りる。すぐ貸し切りの大型バスに乗車。37番窓側の席。
12:33 バス発車。改めて添乗員の自己紹介(今泉恵美さん)
福利課より事務連絡。男15名 女28名 計43名の参加者
尾瀬は花の時期。おそらく暑いだろう。日陰はなしとのこと。
12:51 郡山ICより高速に入る。磐梯山が見える。
13:00 五百川SA トイレ休憩
13:10 SA発 左に猪苗代湖、右に磐梯山がはっきり見える。スキー場も
13:29 磐梯山SA通過 会津若松に入る。飯豊連峰が雪を抱いているのが見えた。
13:38 会津若松ICを降りる。(郡山から普通車1,450円)
バスガイドが民謡「会津磐梯山」を唄う。睡眠を邪魔された人が多かったみたいだ。
白虎隊の説明や白虎隊の唄も唄ったがあまり聞く人もいなかった。
眠りに入る。
目が覚めたらかやぶき屋根の駅舎を過ぎるところだった。
14:32 塔のへつり着
大した観光地に見えないが・・・。
伊藤先生と缶ビールを飲む。(300円)写真を5〜6枚撮る。
15:10 塔のへつり発。
車内で尾瀬のVTRを見る。期待が高まる。
15:30 会津田島を通過 ちょっとした街でびっくりした。
長いトンネルを過ぎ、南郷村役場前を左折する。
16:40 予定よりだいぶ早く旅館「ひのえまた」に到着。408号室
同室者 湊(小沢田小) 荒井(矢立小) 伊藤(男鹿中中)
17:00 伊藤先生と散歩する。会津駒ヶ岳の登山口で写真を撮る。清水屋の清水を飲む。
17:36 旅館に戻る。
18:00 夕食。
鴨鍋 サンショウウオのフライ キノコ イワナの塩焼き
トチの餅 裁ちそば マイタケごはん 山菜 等々
アルコールは自分持ちで
19:20 夕食会場から一人部屋に戻る。
風呂に入る。男風呂と女風呂が入れ替わっている。温泉でとても気持ちがいい。
TVでプロ野球オールスター戦を見る。
21:00 消灯
7/28(水)
6:00 起床 TVをつける。四国地方では大雨とのことだが当地は快晴、気温が上がるのが目に見えている。
7:30 朝食 イワナの甘露煮 温泉卵 山菜 のり 梅干し具たっぷりのみそ汁
8:30 身支度を整え、ロビーホールに降りる。売店で会津駒ヶ岳のバッジを買う。
350円の定価がついていたが、250円と言うので従う。
8:50 バス乗車
8:57 バス発車
9:05 七入着 ここでシャトルバスに乗り換えて沼山峠へ向かう。空はうすぐもり。車中より・・ ヤグルマソウ
9:25 御池通過。自家用車で来ればここまでより入れない。
9:41 沼山峠到着。トイレを済ませ、身支度を整え、班編制をする(女2 男1)
到着し次第登山道に入っていくらしく、そんなに人はいなっかた。
9:56 登山開始。峠まで0,7k、ゆるやかな登り、ずーっと木道。・・オオシラビソの林の中・・
10:15 沼山峠休憩所 <5分休憩> 尾瀬沼が小さく見える。
ゆるやかな下り・・ 木道なし・・
大江川湿原
オゼヌマアザミ ニッコウキスゲ ウメバツソウ キンコウカ ワタスゲ コバギボウシ コバイケソウ カラマツソウ
11:07 尾瀬沼ビジターセンター着。
上田一子先生とお話をする。昨年の人間ドックのことなど。
もっと早く話しが出来ていたらもっと楽しい旅になっていただろう。
ここで昼食。「ひのえまた」旅館からもってきたおにぎりを食べる。つけものがしょっぱかった。
長蔵小屋の前の水場で水筒に水を入れる。とても冷たい。キュウリやボトルを冷やしている人もいた。美味しそうだった。
空は多少雲ってきたが雨の心配はない。ヘリコプターがせわしなく資材を運んでいる。
12:00 ビジターセンター前集合。ここから専門のガイドが班ごとにつく。男組のガイドは浅沼さん。
燧ヶ岳(2356m)が見える。(兄さんゴロゴロ昼寝)
12:35 男班出発。ガイドより 熊よけのベルをはずしましょう。自然の音を聞きましょう。と言われる。
アオヤギソウ オゼノサワトンボ ニガナ 木道は右側一列で歩きましょうと・・・。
12:40 長英新道分岐通過 燧ヶ岳へはここから登る。
トキソウ キンコウカ ネジバナ オゼミズギク タテヤマリンドウ ヘメシャクナゲ モウセンゴケ サワラン
13:23 沼尻 休憩 水場あり。 トイレ有料200円
13:45 沼尻発
14:04 白砂峠通過
ツクバネソウ ギンリョウソウ オオウバウリ
14:56 燧ヶ岳からの分岐点 見晴まで0,7k
15:05 見晴 第二長蔵小屋到着。部屋は二階17号室 10畳に10人寝る。
六軒の宿が軒を連ねるちょっとした和風ペンション村の風情。至仏山が尾瀬ヶ原の正面にドーンと見えるが、山頂は雲の中。
15:30 ザックを部屋に置いて散策に出発。
16:50 小屋に戻る。伊藤、川口先生と小屋の前でビールを飲む。ロング缶600円
17:45 夕食。
18:10 売店で土産を買う。ふでいれ・バンダナ・ふろしき。消灯までのひととき外のテラスでビールを飲みながら談笑する。
中に入って再度食堂で飲み直す。
20:00 部屋に戻る。布団の敷き方で悩んだが、どうにか10人分敷き終える。 20:30 消灯。
いびきがうるさく、夜中まで眠れず。1時にはトイレに立つ。
7/29(火)
4:50 起床。外はうすぐもり。全員で布団をたたみトイレ、洗面にいく。
トイレはウォッシュレットで紙をながしてはいけないとなっていたが、
誰かが知らずになにかを落としたのか、3つあるうちの真ん中の便器から水があふれ出てきていた。
5:35 朝食。食べてから荷を整え、外のテラスに出る。水も汲む。キャンプ場のトイレを使う。チップ200円。
6:25 小屋前で記念撮影。
6:29 小屋を出発。暑くもなく寒くもない尾瀬ヶ原を行く。行く手に至仏山。振り返れば燧ヶ岳。
6:51 竜宮小屋着、 休憩。
7:00 竜宮小屋発。 竜宮(出口)・・浮島・・ 牛首・・ 途中すれ違う子ども達はとても元気がいい。
8:29 山の鼻着。トイレ ビジターセンター
8:50 山の鼻出発。
9:43 鳩待峠着。休憩所で土産を買う。缶ビールを飲む(400円)
10:30 マイクロバス2台で尾瀬戸倉までいく。
10:50 片品スキー場着。ここで貸し切りの大型バスに乗り換える。車内は皆寝ていたが、僕はしっかりガイドの話に耳を傾けた。
上州武尊山 吹割の滝 日本ロマンチック街道 赤城山 谷川岳
12:00 沼田ICより関越道上り線へ。赤城高原SAで昼食、休憩。
できたてのほかほかの弁当を食べる。レストランの入り口の前の木陰で土産(こんにゃく)を買う。
12:58 SAを出発。
13:35 高崎ICを降り、高崎駅東口に到着する。荷物をフロアーにまとめて置いて、構内のレストランで生ビールを飲む。
14:30 駅改札をくぐる。ホーム上のエアコン付き待合室で待つ。暑い中ホーム上で待ってた人もいた。
14:50 新幹線「たにがわ」10号車8番B。大宮駅で「こまち」に乗り換える。
17:37 盛岡で9名降りる。鹿角、大館地区はすっかり盛岡圏だと実感してしまった。
田沢湖駅、角館駅、大曲駅でそれぞれ降りて終着秋田駅に着く。すぐ大館行きに乗り換える。
20:08 八郎潟駅に着く。妻と娘が迎えにきていた。無事我が家に到着し、今回の旅も終了した。
感 想
尾瀬は初めて行く土地だったし、知らない人と一緒ということで不安もあったが、
それにもまして、燧ヶ岳・至仏山の百名山が眺められる期待のほうが大きく、ワクワクして出かけた。
天気にも恵まれ、宿もみな気持ちよく、花にも会え、参加者同志仲良く過ごすことができ、
勿論山も眺めることができ、とても楽しかった。今度は山頂を目指してまた行ってみたい。そんな尾瀬だった。
福利課の皆さん、ガイドの皆さん、添乗員さん、そして同行の参加者の皆さんいろいろお世話になりました。
今度のツァーにもぜひ参加させてください。よろしくお願い申し上げます。